漫画ネタバレ

さんかく窓の外側は夜6巻ネタバレ!あたしは生きていたい…!エリカの決意!

さんかく窓の外側は夜

『MAGAZINE BE×BOY』で連載中の人気漫画「さんかく窓の外側は夜」の6巻のネタバレです。

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【前巻のあらすじ】

霊視能力がある三角康介(みかど・こうすけ)は、除霊業を営む変わり者の男・冷川理人(ひやかわ・りひと)の助手として働いています。

冷川の依頼人のひとりで、霊能力の類を全く信じない刑事・半澤(はんざわ)は、父の命令で「呪い屋」をする女子高生・非浦英莉可(ひうら・えりか)と事件現場で偶然出会い、彼女によって妻に呪いをかけられました。

一方、非浦英莉可は半澤が自分の名前を知っていたことから何者かが自分の情報を警察に売ったと考え、犯人捜しをしています。

さんかく窓の外側は夜6巻ネタバレ

第31話

警察に“非浦英莉可”の名が知られていると知ったエリカは動揺し、誰が彼女の名前を警察に告げたのか考えます。

エリカの付き人でヤクザの逆木は、伝手をたどって警察がどこまで知っているかを調べますが、正式に捜査が行われているわけではない、ということがわかっただけです。

エリカは、仕事を失敗したから“先生”に殺されたりするんだろうか、と逆木に尋ねます。

逆木は、エリカのしている仕事はヤクザがホームレスにやらせるような仕事だ、と言ったうえで、そんなヤバい仕事をエリカのような子供にさせている人間が、頭がおかしくないわけがない、と言います。

 

エリカが逆木と出会ったのは数年前、エリカがまだ小学生の時です。

“先生”がトップに居座る宗教にエリカの父親がハマり、娘の特別な力を見せるために父親がエリカと“先生”を対面させたとき、“先生”の後ろに立っていた数人のヤクザ者のうちのひとりが逆木でした。

“先生”はエリカに特別な力を見せるように言い、それを聞いたヤクザ者たちは“先生”を嘲笑します。

彼らはその時、“先生”の力もエリカの力も信じていなかったのです。

しかし、“先生”に促されてエリカが力を使ったとき、逆木以外のヤクザ者は全員が泡を吐いたり嘔吐したり、幻覚を見てその場を逃げ出そうとしたりといった錯乱状態に陥っていました。

“先生”は逆木を見て、「君は鈍いね」と嬉しそうに言いました。

逆木は次の瞬間、エリカと”先生”の間に会ったテーブルを蹴飛ばし、エリカの腕をつかんで自分の背後にかばいます。

「ガキに何させたんだよ、アンタ」

にらみつける逆木に、”先生”はにやけながら答えます。

「君も見ただろ、この子が自分でやったんだよ」

「赤ん坊でも包丁がありゃ人を殺せるだろ。アンタ、赤ん坊に包丁渡して『自分でやった』って言うのかよ」

「力って、そういうものじゃないか」

“先生”は逆木と、彼の背中に隠れて半泣きになっているエリカを見て言います。

「で、どうする? その子を連れて逃げる?」

“先生”の口は笑みを保ったままです。

「それをやったらきみは死ぬけど」

逆木は表情を凍らせ、”先生”を見下ろして吐き捨てました。

「……クズ野郎ども」

以降、現在に至るまで、逆木は『鈍さ』を見込まれ、エリカの付き人として過ごしているのでした。

 

逆木とエリカは警察に非浦英莉可のことを教えた人物の手がかりを探して、半澤とエリカが遭遇した現場へ出かけることにしました。

道すがら、エリカは自分の使った呪いが誰かを死なせたとしたら、それは罪だろうか、と逆木に話しかけます。

逆木は「罪は罪だ」と言い、「懺悔したところで軽くならない」と続けます。

「お嬢さんがしたところで、信じる人もいないでしょうが……」

逆木の言葉に、エリカは自分の力のことを知っているふたり──冷川と三角のことを思い出しました。

思わず動揺するエリカに、逆木は誰に話したのかと詰め寄ります。

エリカはふたりをかばいますが、逆木は即座に言い返しました。

「誰が裏切るかなんてわからない。アンタ親にだって裏切られてるじゃないか」

その言葉にエリカはかばう言葉を失います。

「……そうだ。あたしに、信じられる人なんていないんだった」

第32話

『物件鑑定・特殊清掃 COOLEAN』の事務所に来た半澤刑事は、三角の淹れたコーヒーを一口飲むと、非浦英莉可とは何者か、と尋ねました。

三角がその答えに言いよどむと、半澤は非浦英莉可と対面したのか、と言い当て、「彼女がまだ子供でいい子だからって、人を殺さないとは言い切れない」と三角に伝えます。

三角がそれでも言いよどむと、半澤は無理に聞き出そうとはしませんでした。

「どうして半澤さんは霊とか信じてないのに冷川さんに依頼を持ってくるんですか?」

三角が疑問に思っていたことを伝えると、半澤刑事は、冷川がかつて未発見の子供の遺体の場所の情報を売りにやってきたことがきっかけだ、と話し始めます。

半澤刑事は冷川の事件への関与を疑い、犯罪に関わった証拠を探しましたが、いっこうに証拠は見つかりません。

本人は子供の霊が教えてくれた、と言うのみです。

そこで半澤は判断をいったん保留し、冷川を監視するかたわらで、彼に依頼し続けてきたのです。

半澤曰く、冷川の社会復帰も上出来とまではいかないが中出来くらい、だそうです。

その言葉に三角が引っかかったのを見て、半澤は、三角がまだ冷川の過去を知らないことに気づきました。

「教団の名前で検索すればすぐ出てくるぞ」

半澤は言いますが、三角はまだ良心が咎める様子です。

三角は冷川にもエリカにもいい影響を与えたいと思っているのですが、決断が必要な土壇場で常に怖くて逃げてしまった過去が、その決意をためらわせているようです。

半澤はソファから立ち上がると、

「怖いのも逃げるのも悪いことじゃあないが、自分の足元は見失わないようにしろよ」

と三角に告げました。

「どんなに努力しても人を救えないことはざらにある。差し伸べた手が届かなくても、それは君の責任じゃない」

半澤はにやりと笑うと、

「──俺たち夫婦のことも、な。覚悟はとっくにできてるんだ」

半澤が事務所を去った後、三角はためらいながら、スマートフォンで『宗教法人 掌光の教え』の前身団体のことを調べました。

「戦後最大の集団自殺……」

その検索結果にはこうもありました。

──監禁状態にあった少年が、警察突入時、唯一の生存者──

三角は、この少年が幼き日の冷川だと直感しました。

苦悩に頭を抱えた時、スマートフォンにLINEのメッセージが届きます。

エリカからのメッセージには、人間の目が描いてありました。

三角が視線を感じ窓の外を見ると、向かいのビルの屋上にエリカが立っていました。

ぐにゃり、と彼女の肉体が溶け、背骨や肋骨があらわになっていきます。

次の瞬間、三角は何者かに頭を掴まれ、腕を背中に取られて、ソファに押し付けられました。

「仲がいいね、刑事さんと」

エリカが事務所に入ってきて、向かいのソファに座ります。

三角を抑えつけているのはエリカの付き人の逆木でした。

エリカは向かいのビルで死んだ死者を使い、三角を監視していた、と言います。

「あたしがやってるヤバいことって、やらされてるんだけどさ。そういうヤバいことをあたしにやらせてるヤツが、あたしが警察に目を付けられたって知ったら、あたし、どうなると思う?」

ソファに座ったエリカは冷たい目で三角を見下ろします。

「どうしてあたしのこと警察に言ったの?」

三角は違う、と抗弁しようとしますが、エリカは激昂して聞き入れません。

「あたしは普通の暮らしがしたいだけなの、康介くんならわかってくれると思ったのに!」

ソファ前のテーブルに着いたエリカの手が震えます。

「あたしだって、自分のこと死ねばいいのにとか思いたくない……!」

不意に、三角を抑えつける逆木の力が弛みました。

「お嬢さん、コントロールしてくれ……」

逆木は額を抑え、苦しそうです。

三角は、エリカの背後から、濃密な黒い靄が襲い掛かろうとしているのを目撃しました。

第33話

エリカの眼窩から真っ黒いものが流れ出し、白い肌がひび割れて黒い靄が噴き出します。

三角はすぐに自家中毒だと思い当たりました。

苦しむ逆木の肩に手をやると、なぜか逆木の体調は一気に回復し、そうと判断した逆木はまた三角の肩を掴んでローテーブルの上に押し倒しました。

「お前、どうなるか知ってて警察に言ったのか」

「違う!」

三角の即答に、逆木もまた即座に答えました。

「なら助けろ!」

逆木の言葉は続きます。

「お前もあるんだろ神通力みてぇなのが。今俺にやったみてぇにやれ、死なすな!」

その間にもエリカの体は暗黒に染まりつつあり、一刻の猶予もないことが見て取れます。

三角は迎や半澤がどういった力を持ち、使っているのかを考え、自分が使える力を探しました。

脳裏に浮かんだのは、かつてエリカが口にした言葉です。

「あたしたちの力は、信じてることを本当にする」

三角はエリカの両肩を掴み、「おれは君を信じてる」と口にします。

「おれは君が悪い人間じゃないって、今、自分に勝つことができるって信じてる」

三角はエリカに懸命に訴えますが、エリカは真っ黒な言葉で自分を否定する言葉を吐き続け、自分など死んでしまえばいい、と口にします。

三角は逆木に命令し、のけぞったエリカの首を支えさせ、自分と目が合うように調整し、なおも説得し続けます。

逆木は三角に不信感を示しましたが、三角の「おれにはこれしかできることがない」という必死の叫びに動かされ、エリカの首を支え続けました。

三角はエリカに生きていてほしいこと、彼女の境遇から助け出したいと思っていること、それでも、自分自身を助けるのは最終的には自分自身しかいないことを決死の言葉で伝えました。

エリカはかすかな言葉でつぶやきます。

生きていたい、悪いことはしたくない、自分を好きになって生きていきたい、と。

その瞬間、彼女の体中から飛び出ていた黒い物体は彼女の中に収まり、エリカは自家中毒状態から脱しました。

逆木は脱力したエリカをソファに運び、エリカは疲れた様子で三角に謝罪します。

三角が改めてエリカに助けたい、という意思を伝えると、後ろに控えた逆木が皮肉っぽく笑いました。

「リスクを最小限に抑えて、諦めて生きたほうが楽な時だってある。『もしかしたら』なんて希望に縋るより」

逆木は三角の視線を遮るようにエリカの前に座ると、また皮肉っぽく笑います。

「お前の言ってることは二者択一の賭けだ。失敗したらどんなオシオキがあると思う?」

エリカが逆木をにらみつけ、「……協力できないってこと?」と問うと、逆木は力を抜いてソファに寄りかかりました。

「だから、逃がしてやれるもんだったらとっくに逃がしてる、ってことですよ。できないから今、こうなんです」

エリカは驚き、「ならもっと優しくして!」と文句を言いますが、逆木はエリカを「逃がす」こと以外に優しさを見せる気はないようです。

エリカが、自分が逃げたら逆木はどうなるのかを訊くと、逆木は「当然殺されるでしょうね」と答えました。

「だから、逃げるときは俺も連れて行ってくれないと困るんですよ」

逆木がエリカを見ると、エリカは両手をぎゅっと握り締めました。

「わかった。あたし、逃げる……あたしは、生きていたい」

逆木は人相の悪い笑みを三角に見せました。

「だとさ。小僧、自分で言いだしたんだ、腹をくくれよ」

 

一方、冷川は『宗教法人 掌光の教え』の施設を訪れ、信者の女性からパンフレットを受け取ると、そこを後にしました。

その彼の背中に、「大掌(だいしょう)様!」と呼びかける者がいます。

かつての冷川の呼び名を呼んだのは、『掌光の教え』がまだ前身団体だったころから教団にいた初老の男でした。

男はにこやかに冷川に話しかけ、「お戻りくださったのですか?」と問いかけましたが、冷川は「あぁ」と小さくこぼしただけで、左の人差し指で男の顔の中心を真一文字に割く動作をしました。

冷川が背を向けると、男は口から泡を出して崩れ落ちます。

冷川は振り向きもせず、自分の左の掌を眺めました。

「せっかく作っていたのに、数が減った……」

第34話

今回の『物件鑑定・特殊清掃 COOLEAN』への依頼は、会社充ての郵便物やメールが、受け取った直後は不幸の手紙やグロ画像といった不快なものに見え、しかしその後はごく普通の文面になるという不可解な現象が起きている企業からでした。

冷川と三角は正式に依頼を受けて社内へ立ち入りましたが、社員の大部分は霊現象を信じておらず、冷川と三角もエセ霊媒師扱いで遠巻きに眺められています。

郵便物やメールの実物を見た冷川と三角は、社員の様子も合わせ、無意識に呪いをかけている人物が社内にいる、と見当をつけます。

冷川は三角といつものように同調することで真相を見破ろうと、パソコンにメール画面を映して三角と同調を試みますが、三角が拒否したため、結界を張って周囲から自分たちを隔離します。

同調の結果、三角は呪われたメール文面に書かれた“本当の文章”を見ることに成功します。

しかし、三角の感覚を引きずり出す冷川のやり方は多大な恐怖を伴うため、三角はたまらず冷川に文句を言います。

冷川はそんな三角に、

「誰かの核心を消し去ったり暴いたりするときは、自分の核心をさらけ出す以上に良い方法はありません」

と言います。

「それに僕は君の核心に触れていると、とても安心で冷静で、自分でも思いがけないほどうまくやれるんです」

冷川の言葉に、三角は「なにかとんでもないことを言われた」と焦ります。

しかし、冷川は気にせず、メール文面の“本当の文章”から、呪っている張本人の手がかりを引き出そうと解読を試みます。

三角はまるで文字化け文のようなそれから手書き文字を見つけ出し、筆跡で犯人が分かるのでは、と冷川に提案します。

三角は社員の筆跡を手に入れようと奮闘しましたが、不審がられている状況なので誰も協力してくれません。

ふたりが対策を練っていると、ホワイトボードに行先を書いて外出しようとした男性社員の、ホワイトボードに書いた文字がぐにゃりと歪みました。

メールに書かれた手書き文字の筆跡と比べると、どうやら彼が呪っている張本人のようです。

冷川と三角はさっそく彼の後をつけます。

冷川が以前行なった、呪いを振りまいている本人に“沈め”と伝えることで事態を鎮静化させる方法は、絶対に使いたくないと三角が主張するので、冷川は別の方法を提案しました。

カフェで三角が“下水管”にやってみせたように、壊れているもの・淀んでいるものを“直す”方法です。

ふたりは男性社員とともにエレベーターに乗り込み、中で作業を済ませました。

エレベーターから下りると、男性社員はどこかすっきりした表情で社外へ出かけていきました。

ふたりは依頼人に解決を告げ、依頼人はメールを確認するために社内へ戻ります。

三角は霊現象を信じないと言いつつ呪いを振りまいていた先ほどの男性社員と半澤を比べ、「半澤さんはホントに信じてないよね」と口にします。

冷川は、

「彼は変わっているから……」

と口に出しながら、宗教施設から助け出された時、まっすぐに幼い自分に手を差し伸べてきた半澤を思い出しました。

「……確かに三角くんの言ったとおりだ。半澤さんは、私にとって特別で大事な人です」

冷川はそう言うと、乗り気でなく行き渋っていた、半澤宅への訪問を受け入れました。

第35話

付き人の逆木はヤクザにしか見えないため少し離れた場所に待機させ、エリカは三角、冷川とともに半澤宅を訪れました。

半澤の妻は明るかったかつてが嘘のように生気を失っており、櫛の通っていない髪の毛のまま、毛布を両肩にかけて三人を迎えました。

「オカルトかぁ、まいったなぁ」

半笑いでエリカをダイニングに通し、椅子に座るよう促します。

それを眺める半澤も頭髪は乱れ、疲れている様子です。

「呪い、解きますけど……信じなくても大丈夫です。多分ちゃんと効きます……」

うなだれて椅子に座ったエリカはか細い声でそう告げますが、半澤の妻は「いいえ、信じますよ」と答えます。

「オカルトは信じていないけれど、私がこうなった原因があなたなのは確かみたいだし」

彼女はエリカの目を見て、

「あなたがそれを償おうとして今、ここにいる、その気持ちを信じます」

それを聞いたエリカは泣きそうな表情になり、とぎれがちに礼と謝罪を口にしました。

エリカは「帰ってきてもらえれば多分呪いは解ける」と言います。

死人たちは何もエリカに伝えようとはせず、ただエリカの体に入りたがります。エリカが入れてあげると、代わりに、エリカを死人が助けてくれます。

そうしてエリカはその死人を使って呪っているのです。

三角はエリカの中に死人が戻って平気なのかと心配しますが、エリカは大丈夫だ、と答えます。

あたしが飲み込んであげられなかった死人はいない、と。

そして、エリカは半澤の妻の中に放った死人に言いました。

「帰ってきていいよ」

廊下の上をぺたぺたと足跡だけが移動し、死人がエリカの中に戻ります。

エリカは脱力して椅子から転げ落ち、三角がその背中を支えます。

半澤の妻も心配してエリカに寄り添いましたが、彼女ははた、と気分が晴れたことに気づき、驚いていました。

冷川が「お見事」と口にします。

半澤の妻はエリカに尋ねました。

「……あなたは、大丈夫?」

半澤が妻を慮り、寝室で眠るように促します。

ダイニングを出る彼女の背を、エリカは暗い表情のまま見送りました。

「どうして優しいの……? 悪いのはあたしって知ってるのに……」

三角がエリカを椅子に座らせると、今度は半澤がその向かいに座りました。

半澤は、エリカのしたことは、立件できないし、自分は理解もできないだろう、と言いました。

「けれど、君はよく考えてくれ。君がしたこと、君が関わったかもしれない事件について。君の行動の先には、人間がいる、あるいは、いたんだ」

半澤は、エリカが関わっている教団については調べてみる、と告げて、立ち上がりました。

「じゃあとっとと帰ってくれ」

ダイニングを出ていきかけた半澤はすれ違いざま、冷川の肩を掴み礼を言いました。

冷川が、三角が来るように言ったからだ、と返すと、半澤は笑い、「それでも大進歩だ」と、冷川の肩をたたくのでした。

 

逆木と合流すると、話の本題はいよいよエリカと逆木がいかに教団を逃げ出すか、になっていきます。

しかし、人の感情がわからない冷川とすぐ激昂する逆木がメンバーでは、話し合いが物別れに終わりそうな予感がふんだんに薫ります。

そこで、三角は話の上手い知人に連絡を取りました。

第36話

『物件鑑定・特殊清掃 COOLEAN』の事務所に来た占い師の迎系多(むかえ・けいた)は、開口一番、「断る」と口にしました。

彼は一瞬でそこにヒウラエリカがいると見て取ったのです。

かつて、迎の占いの客の中にエリカから呪いを受けた人物があり、迎は自分の力では対処できないと諦めた経験がありました。

迎は帰りたそうでしたが、三角の説得でなんとかその場にとどまり、「じゃあまずはヤクザがここにいる理由を聞こうか」と逆木に尋ねるのでした。

 

エリカと逆木はふたりで教団について話し始めます。

ふたりが怖がっているのはただひとり、“先生”です。

“先生”は、もとは逆木が所属するヤクザの顧問としてその組に在籍していましたが、いつの間にか上層部を骨抜きにし、現在の団体──ヤクザと宗教団体のハイブリッドとでもいうべき団体──のトップに居座っていました。

迎は「”先生”の経歴を調べれば対策のひとつふたつ見つかるんじゃねーの」と指摘しますが、それに対する逆木の答えは「顔も名前もわからないから調べようがない」でした。

エリカも逆木も、”先生”の顔を見れば”先生”だと認識するのですが、”先生”から離れると、”先生”の顔がどんなだったのか、すっかり忘れてしまうのでした。

「それは呪いですか」

それまで話に全く興味を持っていなかった冷川が突如会話に割り込みます。

迎に「趣味が悪い」と非難された冷川は「実益の話です」と答え、「余計悪いわ!」と怒られました。

エリカがその流れを無視して冷川に話しかけます。

「理人くん、何か知らないの。この教団の最初の教祖って理人くんの母親でしょ?」

途端、冷川は冷静さを失った、凍り付いた表情になります。

「何を知っているんですか?」

エリカは教団の古株から聞いた、と言い、

「理人くんも親に利用されたんだよね。あたしたち、境遇似てるね」

冷川は目を伏せて答えます。

「わたしは、人を助けると損をする、と経験から学んだので、手を貸すのをためらいますね」

エリカの視線が暗くなりました。

「あたしたちふたりなら復讐できるのに?」

それを聞いた三角が激昂して怒鳴ります。

「今日話すのはそんなことじゃないだろ! 取り返しのつかないことをしたからって、君がもうどうしようもない人間ってことにはならないだろう!」

三角は言います。

「俺が人を助けたいのは、見捨てる人間にも見捨てられる人間にもなりたくないからだ。人のためだけじゃないけど、自分のためだけでもない。悪いことでつながろうとしないでほしい……」

三角は幼い頃の自分を思い出します。

怖い目に遭って布団にくるまって怯えていると、いつも母親が明るい笑顔でのぞき込んできて心を救ってくれました。

母親が元気でいられる理由を訊くと、それは常に、『息子の元気』なのでした。

こうして助けられた記憶が三角を支え、誰かを助けたいという気持ちへとつながっているのです。

三角の気持ちを聞いたエリカは謝罪します。

三角はエリカへ向けた気持ちをそのまま冷川にも向けました。

冷川の過去を調べて知ったことを謝罪した後、それでも、「人を助けることは損なんかじゃない」と言い切ります。

「冷川さんだって人に助けられたことあるだろ?」

冷川の脳裏に子供の頃に出会った何人もの大人の影がよぎります。

「……どうだろう」

冷川は動揺したまま呟きました。

「三角くんは……いつも私を動揺させますね」

冷川は三角の手を取りました。

「わかりました。手伝います。それで三角くんがそばにいてくれるなら」

 

ふたりの一連のやり取りを見守っていた逆木が長い無言の末、「付き合っているのか?」とつぶやきました。

エリカと迎が「付き合っていないらしいよ」と答え、三角が「付き合ってねーよ!」と大声で否定します。

冷川の答えは「付き合ってないらしいです」とあいまいでした。

迎はふいにエリカに年齢を尋ねました。

エリカが16歳だと答えると、「話くらいは聞いてやるよ」と態度を軟化させます。

理由を尋ねるエリカに、迎は明快に答えました。

「君が子供で、俺が大人だから」

迎はエリカに伝えます。

「君を守る大人がいなかったのは決して普通のことじゃないし、君はもっとそれを嘆いていいんだよ」

迎は厳しい表情になります。

「これから君にはもっとしんどい事態が待ってる」

エリカは緊張した面持ちで頷くと、「わかってる……」とつぶやきました。

「みんなが助けてくれるなら、あたしもみんなを守りたい。あたしの力を守るためのものにしたい」

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さんかく窓の外側は夜6巻感想

冷川に続き、エリカの過去が明かされます。

この巻で意外な一面を見せたのがエリカの付き人の逆木です。

一見、エリカをぞんざいに扱い、いつ見捨てるかわからないような態度を見せておきながら、初対面の時から幼いエリカを背後にかばい、隙あらば逃がす機会をうかがっていたというから驚きです。

ヤクザ組織に所属しているにもかかわらず、子供を守るという真っ当な感覚を逆木が持っていたことは、エリカにとって救いだったと思います。

さんかく窓の外側は夜7巻ネタバレはこちら

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